マッチングアプリで、多くの男性がストレスを感じている現象がひとつあります。
マッチングアプリで知り合ってから、数週間もかけてやりとりをして盛り上がり、LINEにも移行し、電話もしてさらに盛り上がり・・・いざ、初対面の日。
待ち合わせ場所で男性は緊張しています。「ガッカリされたらどうしよう・・・」
女性は電話でも言っていました。「ガッカリなんてするわけないよ。それ私のほう」
そして女性がやってきます。
約束していたカフェまで並んで歩くのですが、既に様子がおかしい。いままで盛り上がっていたのに、女性のテンションが下がっている。
カフェで15分ほど会話したら、もう女性の方が気もそぞろになってお開きに。「駅まで送っていくよ」と言ったものの、女性は「この先で少し用事があるので、ここで・・・ありがとうございました」
そう言ってスタスタと立ち去ってしまう。その後ろ姿を見て、思うのです。
「ガッカリしないなんて嘘だろうよ。露骨すぎないか」
お前だってプロフィールの写真と比べて全然違う。すらっとした美人に見えたけど、かなりの肥満体だった。若作りしたドラえもんみたいだった。それでも仲良くなれたらいいと思っていたのに、この女は見た目でジャッジするのかよ・・・と。
そんな体験は多くの男性が経験しています。もちろん女性にもいるでしょう。
自分の理想と違うからと言って、露骨に拒絶するような幼稚な人間はいるものです。
そこまで幼稚でなくとも、マッチングアプリでは多かれ少なかれ「想像とのギャップ」は生まれやすいものです。カフェで15分で解散になるほどではないにせよ、一度の面談でフェードアウトされてしまうこともめずらしくありません。
中には初対面でセックスして、盛り上がって見送ったにも関わらず、それっきりというケースさえあるのです。
特に女性は初面談、初デートの後で冷静モードになる瞬間があります。「会った・セックスした」の後で、「これを続けるかどうか」には大きなハードルが存在します。それを乗り越えられるかどうかは、実はちょっとしたテクニックを知っているかどうかなのです。
男の持ち物で印象が変わってしまう女性たち
「自慢ばかりの男は嫌だ」と言う女性が、そういう男に惹かれてしまうケースは少なくありません。
俺はポルシェの乗っている、僕は〇〇大学出身だ、僕の親は〇〇会社の重役だ、俺の時計はパテックフィリップだ、俺の昔の彼女は女子アナだ、俺の年収は5,000万円だ、俺は俺は、僕は僕は。
げんなりするんですが、実はそんな男の方がはるかに出会いを成功させやすいのが現実です。非モテ属性の男性には悔しいかもしれませんが、持ち物自慢、スペック自慢の男の方がモテるのです。女性はそういうのが嫌だと言いながら。
「車がかっこいいだけじゃモテないよ」→実はモテる
「いい服を着たってモテないよ」→実はモテる
「いい会社に勤めていたってモテないよ」→めちゃくちゃモテる
「女性経験が多すぎるとモテないよ」→死ぬほどモテる
「分かりやすいキザ男はモテないよ」→笑っちゃうほどモテる
「イケメンでも嘘つきだとモテないよ」→モテすぎる
安っぽすぎて笑っちゃうんですが、それが現実なんです。ボランティアに励み、着るものは全部GUで、質素に暮らしているおじさんなんて、いくら性格が良くても女性との縁は少ないです。女性は、そういう実はいい人みたいなものには興味がないのです。
特に2024年現在、30代以上の女性はそうでしょう。年が上になるほど露骨にその傾向があります。
「僕はモテないんです」と言う男よりも、「俺はモテまくって女がパンツ脱いで行列作るんだぜ」と言う男の方が1万倍モテます。前者は謙虚イキリにも感じられるくらい、下手をすると嫌われてしまいます。謙虚イキリは自虐と同じくらい他人を不愉快にされるのです。
もちろん露骨に自慢するのは品は良くありませんが、男の(持ち物・スペック・キャリア)を女性はよく見ていて、それによって無意識レベルで選別をしているのは否定し難い事実でしょう。それが自称であっても騙されるほどです。
この心理というか、潜在的な何かをテクニックに生かしてみると驚くほど結果が違います。
ひとつかふたつだけ、分かりやすいブランドを身に着けてみる
男性はまず見てくれを何とかした方がいいです。
出会えない男性の多くは、服装が幼いです。汚れたスニーカー(汚れた方がカッコいいと思い込んでいる)、古いデニム(経年変化がこだわり)、ダウンジャケット(アウトドアのブランドらしい)、シルバーアクセサリー(悪趣味)、こんな感じです。
若いイケメンだけです、それでいいのは。
オトナの男性なら、大人の服装をしましょう。デートにはデートの服装をするのがオトナというものです。初対面ならなおさらです。
プレスされたスラックス、カシミアのニット、コート、マフラー、革靴。これが無難な定番スタイルです。
しかしこれだけでは不十分なのが非モテ属性。いくらこれにお金をかけても「それUNIQLO?無印良品?」と思われてしまいます。
そこで男性は分かりやすいブランドをひとつかふたつ、身に着けてみることをお勧めしています。コツは女性でも分かるブランドであること、です。認識されないと意味がないです。
例えば腕時計とバッグです。
腕時計は男性が好きなのは機械式やアンティークや、本格的なマニファクチュールのものでしょう。グランドセイコーを好む男性は多いと思いますが、残念ながら時計好きにしかアピールできない持ち物は意味がないのです。「大谷翔平が着けている」という浅い付加価値がないと理解できない女性が多いのが現実です。また、スマートウォッチは全てアウトです。競争から降りた人に見えます。
カルティエやピアジェなどのブランドがいいし、時計好きが毛嫌いしやすい服飾ブランドのものも非常に好印象です。値段じゃないと言いたいところですが、値段が全てです。時計としてクソでも高ければいいし、新しいモデルであればなおさらいいです。
バッグも同じことが言えます。あとは名刺入れ、財布、ボールペン、ジュエリーなどいろいろあります。車もそうでしょう。
そして何より大切なことがあります。
自慢しましょう。それが大切です。
こういうことを書くと、モノ消費の世代だと思われるでしょう。しかし恋愛市場ではモノ消費の価値観が圧倒的に優勢です。いくらイミ消費をしていてもモテません。少なくともイミ消費のおじさんは需要が皆無です。
男の自慢とは、力の誇示です。力とは、思い出を支えられる能力のことです。
モノを誇示してみるのも、悪くはないですよ。
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