いま流行りのマッチングアプリ婚活。下は20代から、上は50代まで、多くの女性がマッチングアプリを使って結婚しようと頑張っていると思います。
でも・・・特に40歳以上の女性は全くと言っていいほど、上手くいっていないはずです。90%以上の人は誰とも結婚はおろか交際すらスタートできず諦めてしまいます。
婚活女子のマッチングアプリ婚活が上手くいかない理由はなんでしょうか。多くの婚活女子がこんなことを言います。
「アプリにはまともな男がいない」
本当にそうでしょうか。男性だけが原因なのでしょうか。もしかしたら男性の心理が分かっていない自分に問題があるのかもしれません。
この記事ではマッチングアプリでよく遭遇する事例を紹介しながら、男性の心理を紐解いていきます。
目次
こんな時、男子が考えていること
こんな経験、ありませんか?
女性には分かりにくい男性心理を解説していきます。
マッチングしたのに、まるでメル友・・・
マッチングして順調にメッセージのラリーが続き、雰囲気もいい感じに。年収も学歴も高く、成功した男性だし、結構いいなと思っている・・・
2日間も沢山のメッセージをしたのでそろそろ「顔合わせ」してみたいなと女性は思うものです。「正直なところ会ってみないと何も分からない」と多くの女性が言いますよね。
でも相手の男性は1週間、2週間とずっとメッセージのやり取りを続けています。LINEを交換しても一向に面談の約束をしてくれません。しびれを切らして「会ってみませんか」と言ったとたん、返信は途絶え、気づけばLINEはブロックされている様子。アプリも同様にブロックされてしまう。
これ、なぜなのでしょうか。
「とりあえず会いませんか?」と聞いたらフェードアウトされる理由
この男性心理はいたってシンプルなものです。よく考えると女性も理解できるはずです。
シンプルにそれだけです。
多くの男性は「とりあえず会う」とか「会ってみないと何も分からない」とかいう言葉に激しい抵抗感を感じるものです。
その言葉に何を感じ取るのかというと・・・
何様の立場で僕をジャッジする気なの
こんな風に感じるのです。
嫌悪感が増すとさらにこう思います。
人をジャッジするつもりなら、自分もジャッジされる覚悟はあるんだろうね?
多くの女性は自分はジャッジする立場で、される立場になるとは考えていません。特に1970年代後半~1980年代半ば生まれの、現在40代の女性はそうだと思います。
女性は男性に養われるもの
という認識がある世代は、マッチングアプリの出会いをつい「お見合い感覚」で捉えてしまいがちです。だからどうしても直接会って、男性の「経済力」や「頼れる雰囲気」や「虚偽がないか」や「外見の良し悪し」などを判断しようとする発想になってしまうのです。
いまそんな感覚を持っている女性も、20歳のときは違ったはずです。思い切り自由な恋愛をしたのではないでしょうか。離婚歴がある女性も、20代のときに「好き」という気持ちで突っ走り、夫になる男性と運命共同体になるかのような勢いで結婚したはずです。
男性は何歳になってもその感覚を大切にします。特に成功して年収の高い男性(つまりマッチングアプリで人気のある男性)ほど、その感覚が全く衰えていません。社会で胃に穴が開きそうなほど叩かれ、揉まれ、酸いも甘いも知っている大人の男性ほど、男女関係に損得抜きの純粋な情熱を求めます。感受性が豊かであるからこそ社会で成功者となっているのです。
成功した男性ほど、自分のスペック(年収、資産、学歴、社会的ステータス)にすり寄ってきたり、ジャッジしようとする女性に激しい嫌悪感を覚えます。そしてこういう憧憬を持っています。
貧乏だった時代に一緒にいてくれた元恋人を尊敬している
これを超えるのは並大抵のことではありません。
安易に「会ってみたい」などと言ったら、嫌われるに決まっているのです。
初対面なのにラブホテルに誘われた
初対面で顔合わせのつもりがラブホテルに誘われた・・・という経験がある人も多いでしょう。
これをどう考えるかは二種類に分かれます。ひとつは、単なるセックス目的の男。お金のない中高年男性に多いはずです。その中には独身だと偽る既婚者も大勢います。まあ、想像通りの人達です。こちらは無視でいいです。
問題はもう一つです。初対面でセックスしたとしても決して遊びではなく、むしろ運命を感じて親密になる男性もいます。
女性は初対面でのセックスは「遊ばれるのではないか」「バカにされているのではないか」と思いがちですが、そうではない男性もいるのです。前者なのか後者なのか、判断するためには女性自身の感受性の豊かさと人生経験が問われるでしょう。
自分の恋愛経験、人生経験、感受性が備わっていないと思うのであれば、初対面でのセックスは断るのが無難です。それで人間関係が壊れるなら自分に向いていない相手だったということです。
質問に答えるだけで会話にならない
いつまでも女性が質問するばかり。自分からは何も質問してこない。これは興味がないっていう意味?という場面もあります。
これ、本当に興味がなかったら会話すらしないんですよ。ではなぜ質問に答えるだけなのでしょうか。
かつて人間関係で苦労した人ほどこうなる傾向があります。自己主張をしたり意見を言ったりしてもトラブルになるばかり・・・だったら大人しくしていよう・・・そんな知恵というか習慣が身についてしまった人なのです。もちろん気難しい人もいますが、気難しすぎる人はアプリをやっていないはずです。
聞き役の人なんだと思って女性が一方的に話してもいいと思いますよ。
マッチングしたとたん距離を詰めてくる
逆に、マッチングしたとたん、すごい勢いで距離を詰めてくる男性もいますよね。
「敬語禁止ね!」と言って、タメ口で話すように言ったり。こういう姿勢が好みだという女性もいるのですが、苦手という人もいるでしょう。これは単なる性格なので、馴れ馴れしいと思うのであればお断りでいいです。
でもマッチングアプリはお見合いではないので、よそよそしいのは好かれません。あくまでもネットの出会いです。いきなり親密に会話ができない、あるいはしたくないというのであれば、マッチングアプリより結婚相談所や親戚に頼んでお見合いを選んだ方がいいかもしれません。
「写真をもっと見せて」と要求してくる
これは男女関係に限りません。プロフィールに写真を掲載しているのに、もっと見たい、もっと違う写真をくださいと言ってくる人が少なくありません。
この心理はやはり、自分がグッとくる外見なのかどうかを確かめたいという欲求でしょう。かなり本能的な心理だと思います。人間も動物ですから、子孫を残したくなる遺伝子を持っているのかどうかをチェックしたくなるのです。
でも大切なのはその欲求を一度我慢するというマナーがあるかどうか。本能のままで生きている人とはお近づきにならない方が無難だと思います。
写真を見せたらブロックされた
写真を欲しがるので送ったらブロックされることも多いです。全く失礼な話です。
写真を見たら好みじゃなかったのでブロックした・・・それでは動物と同じなのです。恋愛では「好みじゃないのに好きになった」とか「好みじゃないのにいい人だった」ということ多々あるわけです。
それを全否定するというか、おそらく知らないのでしょう。恋愛経験が乏しいので無理に付き合っても嫌な思いをするだけです。
突然退会して消えてしまった
マッチングアプリあるあるですが、やり取りしていたら突然相手が退会してしまうことがあります。
え、親しく話していたのに何が気にいらなかったの?という感じです。
だいたい理由があって、返信が丸一日遅れた場合や、相手の話を無視するような返事をした時に発生します。それだけでブロックするの?と思いますが、ブロックしなくてももう返事は返ってこないでしょう。
マッチングアプリでは、返事はなるべく間を開けないこと、仕事などで返事ができない時はその旨伝えておくこと、会話のキャッチボールをしっかりすること、それがマナーです。マイペースは悪いことではありませんが、マッチングアプリでは多少の無理は義務なのです。
マッチングアプリ婚活は、「お見合い」ではない
このように見ていくと、婚活女子が婚活男子のことが理解できない原因がはっきり分かります。
多くの男性は、「運命の恋」とその先にある「愛にあふれた結婚」を望んでいるのです。
一方で女性は、「自分を養ってくれる頼りがいのある男性」という理想像があり、それに合致している人を発掘しようとします。
男性は恋愛、女性はお見合いなのでしょう。
この違いは中年世代以降は顕著になってきます。女性だって20歳くらいのときは、恋愛に夢中だったはずなんですけどね。結婚を考えて恋愛なんてしていなかったはずです。
婚活が上手くいかない女性は、いちど20歳のときの自分に立ち返ってみるといいです。すぐに相手が見つかります・・。
編集部おすすめのマッチングアプリ
マッチングアプリは東京や大阪など大都市は会員が沢山いるけど、地方にはいない・・・というイメージがありますが、大手マッチングアプリの多くは残念ながらそうです。
地方でも会員数が多く、出会える可能性が高いアプリといえば・・・マリッシュです。
年齢は35歳前後がメインです。男性は40代が多いようです。この年代の人がマッチングアプリを地方でやっても、多くは出会えないのが現実。
しかしマリッシュなら地方でも会える確率が高まります。ペアーズなどには腐るほどいる業者がここではほとんどいません。
まずは、男性も女性も登録をして顔だけでも覗いてみませんか。

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まだ会うほど盛り上がっていない