彼氏や彼女とのセックスの相性が悪い!と思っている人、多いかもしれません。
相性が悪いとはどういうことかというと・・・
- 何となく盛り上がらない・興奮できない
- 相手が気持ちよくなさそう
- 自分が気持ちよくない
- 終わった後で気まずくなる
- 相手が身勝手に思える
そんな感じです。
お互いに好むセックスの仕方があって、それが噛み合わないということです。
これってなぜなんでしょうか。その対策はあるのでしょうか。
説明していきますね。
相性の悪さは「性経験の年齢と内容の差」が原因
人はそれぞれ、性体験の年齢と内容が違いますよね。
高校生の時に彼氏とイチャイチャの延長でセックスした女性もいれば、思春期の鬱屈した気分から逃れようと不特定多数とハードなセックスをしていた女性もいます。
あるいは、かなりの年齢まで性体験がなく、婚約した相手と初めてセックスしたという女性もいます。セックスをしようと男性と肌を合わせても行為自体が上手くいかず、セックスらしいことが出来ないまま30歳になった女性もいるはずです。それらの場合、セックスに苦手意識があるかもしれません。
若いころに「セックスで何を得ようとしたか?」が原体験です。
2人がそれぞれどんな原体験を持っているかが相性の分かれ道です。
セックスとは自分にとってどんなものでしょうか。
- 好きという感情を確かめ合うもの
- エロい気分を共有し興奮するもの
- 悪いことをしている気分を味わうもの
- 義務感で仕方なくするもの
- 肉体的な気持ちよさを得るためのもの
- 世間の女性が体験しているらしい「イク」を自分も体験したいからするもの
これらは男性も同じですが、男性の場合
- AVと同じことをしてみたい
ということも含まれますね。
こういうセックスの目的は原体験に由来していて、それは大人になっても続いていきます。というよりも、一生変わりません。この差が2人の間にあるとセックスの相性は絶対悪いはずなのです。
エロい気分を共有して雰囲気を楽しみたかったのに、男が「フェラのテクニックがどうこう」言い続けて興ざめするなんてこと、ありますよね。
「雰囲気重視派」と「味付け重視派」と分かれる
「相手がいることを感じる」ものなのか、「自分の股間が気持ちよくなる」ものなのか、女性でもそれぞれ求めるものが違います。
一般的に初体験が若い人ほど、相手と雰囲気を共有することに重きを置き、高齢になってからセックスした人ほど「肉体的な気持ちよさ」を求める傾向があります。
私は前者を「雰囲気重視派」と呼び、後者を「味付け重視派」と呼んでいます。
中華料理店で例えると、
「うまそー」と言って炒飯をガツガツ食べるのが好きな人と、「あの料理人の鍋の振り方はどうこうで、この味はどこそこの店と似ている」などと講釈を始めるタイプの人といます。
前者は食欲で炒飯を楽しく食べ、後者は理屈で炒飯の味をジャッジしようとしています。
2人で炒飯を食べちゃだめなのは理解できますよね。絶対に楽しくない。
セックスも同じ。
エロい気分になってセックスして、仲良くなりたい!と思っている人と、
テクニックを披露しあって自分の股間を気持ちよくしたいと思っている人とは、相性は悪いはずです。
対策はあるの?
結論から言います。
ないです。
これが性の不一致です。
かろうじていうと、どちらかが相手に合わせて我慢すれば成り立つかもしれません。というよりも我慢している人がほとんどだと思います。
セックスの相性は悪いけれど仲良く暮らしていきたいと思えたらいいのですが、そうもいきませんよね。別れて相性のいい相手を見つけようとしたり、浮気や不倫によってセカンドパートナーを見つけようとしたり・・・ということになります。
しかし、自分が身勝手な要求を相手にしているだけだと気づくことも大切。
セックスレスではないのですから、お互いに歩み寄って新しいセックス観を築くことも大切ですね。
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